2014年02月06日

更に強力な膵液なのに膵臓君、大丈夫?其の弐

皆様~、お元気ですか?今、日本は強い寒波に覆われております。風邪などひかれないように、悪化しないように充分気をつけてお過ごしくださいね!!さて今日は、先日予告していた’’更に強力な膵液なのに膵臓くんは大丈夫?’’本題行ってみたいと思います。胃の中にあった強力な酸性である胃酸(胃の中の物を溶かした?位ではやまない)は、やがて十二指腸をも溶かしにやってきます。そこで今度は更に強力なアルカリ性の膵液の出番です。十二指腸では胃酸を含む食物が入って来た時だけ膵液が出て来てすぐさま中和させるようなシステムになっているので、粘膜等に覆われてない(十二指腸でも)大丈夫なんですね~。(でも、体調不良等でそのシステムが崩れる・・・これがいわゆる十二指腸潰瘍です)。更に、強力な膵液は膵臓の中では活性化しないようになっているんです。。それが膵管を通って十二指腸に出てきた途端、その壁?のアルカリ性物質と反応して最も強力な力を得るんですよ~。例えるならば、おとなしいポパイが膵臓から出てきて壁に生えたほうれん草を食べて強くなるといった感じでしょうか?(更に体調不良時等、その出口?にいる門番?(この人?も体調が悪い)を強くなったポパイが押しのけて、膵管を逆流する(これが急性膵炎です)。色々余談が入りましたが膵液は膵臓の中ではおとなしいから大丈夫なんです。上手くできてますね~。人の体って!!
Posted by ささやん at 00:05│Comments(0)
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